営業マン時代の思い出のエピソードちょっとシェアさせてもらえればと。

 

営業4年目を終える頃、自分は1年目の時に続き、

またも営業マンとして存続の危機にいました。

 

前の記事で書いた通り、営業成績が不振だったため、自分を営業マンとして続けさせるべきか否かという話し合いが、直属の上長と拠点の長との間で話しあわれていました。

 

もちろん当時の自分はそんなこと知る由もなかったわけですが。

 

色々と不誠実な仕事ぶりを反省して、

これから気持ちを入れ替えて営業マンとしてリスタートしていこうと思っていたタイミングでした。

 

4年目を終え、5年目になる、最後の機種で、

とんでもなく厳しい商品の販売が待っていました。

誰もが「この機械は売れないな」と思っていました。

自分も例外ではありません。

 

なので、「売れなくても仕方ないなー」と思い、

あまり深いことは気にしていなかったのですが、

そこから地獄のような日々が待っていました。

 

直属の上長の面持ちが違います。

自分に対しての関わり方が明らかに変わっていました。

 

最初はひとまず泳がせてもらって、いつも通りの営業活動にいきました。

 

意外と何台かは普通に売ることができて、

「よかった、自分のノルマ分は余裕でクリアできそうだな」と思っていました。

 

ですが、その時の商戦で、自分の後輩がとてつもなく大きな台数を叩き出してきました。

 

自分は「すごいな」と思いつつも、

「まー自分は自分でやるべき台数はクリアしてるから、特に問題ないだろう」と思っていました。

 

でも、ここからがこの商戦の本番の始まりでした。

もう終わったと思っていたのに、ここから

「おまえ今台数どうなってるんだ」という問いを

直属の上長から四六時中聞かれることになりました。

 

自分は「もうやるべき台数やってるんだから、そんなに厳しくしなくたっていいじゃん」と思っていましたが、上長はそんな自分の言いたいことをわかった上で、

「お前は今回の商戦は終われないぞ。後輩に負けたらお前は今回はダメなんだ。絶対に。」

となんども言われました。

 

自分は、後輩に負けることがそんなにいけないことなのか?

と半ばふてくされていました。

今回はたまたま後輩が売れただけで、なんでその一回で自分がここまで言われなきゃいけないんだと思ってました。

 

ですが、毎日毎日詰められるので、「この人は本気で終わらせてくれないんだ」と思うようになりました。

 

なんども逃げたくなりましたが、この会社でやっていく以上は、これはクリアしなきゃいけないんだと思わされるようになりました。

 

毎朝、営業のスケジュールを見せて、

「売れる可能性はあるのか?」

「可能性のないところに行って、仕事した気になってんじゃねーぞ」

「売ってくる以外に、選択肢ないんだから、本気で考えてこい」

 

となんども言われて、頭がパンクしそうでした。

 

「売れるなら、もう売れてるよ」

 

と投げやりになってました。

 

ですが、

「どうしたら売れる可能性があるか」

「どうしたら売れる可能性があるか」

 

という問いかけをしていった結果、

普段、会うことができなかった人にアプローチする方法、手段を思いつくことができ、そこにアプローチした結果、なんとか決めることができました。

 

「まさかできるとは」

自分が一番驚きました。

 

「もう売れるはずがない」と決めつけていたのは、

自分次第だったんだなと気づかされました。

 

ただ、この商戦でノルマをクリアしたのは、お客様のためではなく、完全に自分のためだったなと自分が一番よくわかっていたので、僕はその日の夜に号泣しました。

 

悲し泣きなのか、悔し泣きなのかわかりませんが、

自分がなんのために営業マンをやっているのか、

なんのために仕事をしているのか、

誰のためになっているのか、

 

何もわからなくなりました。

 

でも、この経験があったからこそ、

営業マンとして一回り成長できたと思いますし、

大事なメンタリティとして、

「どうしたら?」という問いを持つことで可能性が生まれる。

 

という貴重な実体験と成功体験を持つことができました。

 

「限界はない」

言葉にすると大げさですが、

意外と限界を定めてしまっているのは自分だったりします。

 

行き詰まったり、壁を感じたりするときこそ、

「どうしたらクリアできるか?」ということを、

なんどもなんども反芻していただき、

自分で設定してしまっている「限界」を超える成功体験を積んでいってもらえたらと思います。

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