営業3年目は自分にとって、壁を感じた一年でした。

 

ですが、明確なスタンスの変化はないまま、4年目に突入しました。

 

この頃、私は自己啓発系の本やセミナーにハマっていました。

 

平日は真面目に仕事をしますが、

アフターファイブや土日の時間は仕事をすることをやめて、社外のことに学びを求めるようになっていきました。

 

今の生き方を選ぶ上で、大事な時期だったので、そのきっかけを手にできたことは後悔していないのですが、自分は変に知識を手に入れてしまったおかげで、目の前の仕事に集中しない「怠惰な」営業マンになっていきました。

 

「どうせ長くいる会社じゃない」

「俺は独立するから、会社はやめさせられてもいい」

 

そういうスタンスで仕事をしているので、

その結果はもろに営業の結果として跳ね返ってきました。

 

取引を切りたいというお客様が、ポロポロと出始めたのです。

 

自分からしたら、「何勝手なこと言ってるんだ!」

「俺はやることやってただろ!」と思いましたが、

お客様からしたら、至極真っ当な理由で自分との取引を切りたいということでした。

 

また、その場ではお客様の本心を聞くことができませんでしたが、あとあと上司がお客様に話を聞きに言ったら、なんども自分にはチャンスを与えてくれていたということでした。

 

サインは出ていたのに、無視し続けた結果、取引をするに値しない相手だと判断されてしまったのです。

 

でも、自分はまだこの事態の重さにあまり気づいていませんでした。

「しょうがないじゃん」

「誰にでもこういうミスはあるだろ」

「一件や二件くらいであまり騒がないでよ」

 

そういう「不誠実な態度」がお客様にも、他の社員にも伝わっていたんだと思います。

 

この時、自分の直属の上長が、自分に対して怒涛のごとく怒ってきました。

本当に殺されるんじゃないかというくらいの勢いで怒られました。

 

それを聞いて、1年目の時以来、初めて会社を辞めたいと思いました。

こんな辛い思いをしてまで、会社に残りたいと思わない。

そういう風に、また「現実逃避」する選択をしようとしていました。

 

でも、結局自分にはまだ会社をやめる決心も覚悟もなかったので、営業マンとしてやっていくしかないという風に決めて、嫌々ながらもまたいつも通りの営業活動に戻っていきました。

 

今思えば、本当に恥ずかしい話ですが、

仕事に対して「不誠実」だったから、それにふさわしい現象が自分に跳ね返ってきていた。

ただ、それだけの話だったと思います。

 

仕事は相手があって成り立つものです。

営業もお客様があって成り立つもの。

 

そのお客様に対して「不誠実」であるということは、

仕事、営業マンであることを放棄しているようなものです。

どんなに売れてなかろうが、やる気がなかろうが、

向いてないなと思おうが、誰にでもネガティブになる時はあります。

 

でも、仕事に対して、お客様に対して、

「不誠実」になってしまうことだけはしないでもらえたらと思います。

 

そういう態度は巡り巡って、自分に帰ってきます。

 

人は痛みを伴わないと変われない生き物だとは思いますが、未然に防げるものをあえて失敗する必要はないと思うので、ぜひ自分の失敗談を学びにしてもらえたらと思います。

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